BF-850で毎月の返済額を試算するには?年利・月数・計算結果の読み方

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借入額、金利、返す期間。三つは分かっているのに、「それで毎月いくら?」を出そうとすると、普通の電卓の前で止まってしまう。借入額を月数で割っても、利息のあるローンの返済額にはならないんだよね。

カシオの金融電卓BF-850には、条件を入力して月々の返済額を試算する機能があります。今回は範囲を絞って、**固定金利・元利均等・月々払いだけ**の操作を、公式説明書の例で見ていきます。ボーナス併用や変動金利を同じ手順に混ぜません。

先に大事なことを一つ。電卓の結果は目安です。実際の引落額や契約上の総支払額を確定するものではありません。金額が出たら契約書や金融機関の案内と照らす。そこまでを一組にして使おう。

この記事は実機を使った体験談ではなく、メーカーの説明書・製品情報を確認した操作案内です。入力例もメーカーの教材用の条件で、今の貸出金利や、借りてよい金額のおすすめではありません。

目次

まず「何のローン計算か」を決めよう。固定金利だけでは条件が足りない

機種を先に確認したい人は、カシオの金融電卓BF-850を楽天で見る。一般的な足し算用の電卓とは別に、金融計算のモードを持つ製品です。

「固定金利なら、このボタンね!」と進む前に、もう一つ見てほしいのが返済方式。BF-850は元利均等と元金均等のローン計算を備えています。今回使うのは元利均等のほうで、説明書の固定金利の操作例に合わせます。

名前が似ているんだよね。元利、元金。ここを選び違えると、数字を一桁も打ち間違えなくても、見たい計算とは別になります。

契約書などの「返済方式」の欄が分からなければ、空欄のまま試算メモを作っておこう。「たぶん元利均等」で埋めず、借入先へ名称を確認してから入力する。今は金額を出すより、その一か所を確かめるほうが先です。

金利の種類も別に見ます。説明書では、当初の金利が適用期間中に変わらない固定金利と、期間によって適用金利が異なる段階金利を区別しています。また、変動金利には対応していないと記載されています。

変動金利の契約を、今の数字だけ固定して入力することと、将来の金利変動を含めて試算することは違うんです。「今の金利がずっと続いた場合」と仮定した計算を、将来の確定額として扱わないでください。

今回は練習なので、条件を紙にこう書いておこう。

– 返済方式:元利均等
– 金利の種類:固定金利
– 支払い:毎月のみ、ボーナス併用なし
– 目的:毎月の返済額と、返済総額・利息分の表示を確かめる

この四行があると、途中でほかの機能を見つけても戻れます。繰上返済や借換えも気になるけれど、最初から全部を動かさなくていい。まず一種類の計算で、入力したものと出てきたものをつなげよう。

なお、すでに返済予定表を持っていて、そこに印字された金額を合計したいだけなら、金融電卓が必須とは限りません。今回の話は、金額・金利・期間という条件から試算する操作。紙の数字を順に足す作業とは分けて考えます。

借入額は円、利率は年利、返済月数は月。ここで単位をそろえよう

画面の質問を見ながら入力する機種を探しているなら、日本語表示のBF-850の取扱店を楽天で確認する。ただし、画面が日本語でも単位の取り違えまで自動で見抜いてくれるわけではありません。

公式説明書の例は、**1,000万円を年利2.6%、20年で返す**という条件です。元利均等、固定金利、月々払いで、ボーナス併用はありません。

数字だけなら「1000、2.6、20」と並びそうなんだけど……待って。そのまま三つを打ち込むのは違います。

説明書の入力は、借入額が**10000000**、利率が**2.6**、返済月数が**240**。円、年利、月数です。

1000万円の「1000」をそのまま借入額へ入れないこと。20年の「20」を返済月数へ入れないこと。この二つは、計算結果が出てしまうと見逃しやすいので、入力する前のメモで直したいところです。

20年は12か月×20年で240か月。BF-850では入力画面でも四則計算を使え、説明書にも「12×20」を計算して入力する例があります。暗算に不安があれば、240を記憶して打つより、画面の項目と単位を見ながら確かめよう。

金利は年利を入力します。年利2.6%の例なら2.6で、月利へ割り直した数字を入れる操作ではありません。「毎月の返済額を求めるから、利率も月ごとに直すのかな?」と迷ったら、ここへ戻ってね。

練習の入力順は次のとおりです。

1. 「AC」、続けて「固定金利」を一回押す。
2. 「月々」「借入額?」という表示を確認し、10000000を入力して「入力/決定」。
3. 「利率%?」で2.6を入力し、「入力/決定」。
4. 「返済月数?」で240を入力し、「入力/決定」。

ボタンの名前だけを追うより、各回の「何を聞かれているか」を読もう。固定金利キーを二回押す操作は説明書ではボーナス併用払いの選択になります。今回の練習は月々払いなので、表示を確かめてから先へ進みます。

入力画面に前回の数値が表示されることもあります。そこに数字があるからといって、今回の条件が自動で入ったわけではありません。前回と同じ値を使うのか、新しい値へ置き換えるのか、項目ごとに確認してね。

小さな工夫だけれど、紙の条件と入力する数字を二列にすると便利です。「1,000万円|10000000円」「年利2.6%|2.6」「20年|240か月」。自分で見直すときも、金融機関へ質問するときも、どの単位で試したかを説明できます。

「月々53,478円」で止まらない。次に総額と利息分を見よう

毎月の表示に加えて計算結果を順番に見たい人は、BF-850の機能と販売状況を楽天で見る。今回は説明書に掲載された表示例を読みます。手元の実機で再現を測定したという報告ではありません。

先ほどのメーカー例では、返済月数を入力すると月々の返済額として**53,478円**が表示されます。

数字が出ると、そこでほっとしてページを閉じたくなる。でも、あと二つだけ。続けて「入力/決定」を押すと、返済総額、さらに利息分の順に表示されます。

説明書の例に載っている結果は、この三つです。

表示項目 メーカー例の表示額
月々の返済額 53,478円
返済総額 12,834,913円
利息分 2,834,913円

月々の金額と、返し終わるまでの総額。見たいことが違うよね。毎月いくらという問いに答えが出ても、「全部でいくらか」という問いは、別の表示で確かめる必要があります。

ここで、月々の表示額を240倍して、説明書の返済総額と一致させようとしなくて大丈夫。画面に出る数値には端数の処理があり、メーカーも本来は一致するはずの値に若干のずれが生じる場合があると案内しています。

金融計算の設定では、切り捨て・切り上げ・四捨五入を選ぶ項目があります。初期設定は切り捨てです。ただし、これを変えれば実際の金融機関の返済予定表に必ず一致する、とは限りません。金融機関によって端数の扱いや計算条件が異なり得るからです。

だから、試算メモには表示された三項目を、それぞれの名前付きで残そう。「5万3478」とだけ書くと、あとで月額なのか、元金なのか、小計なのか分からなくなります。通貨単位と条件も一緒に置いておくと読み返しやすいです。別途請求される費用がある契約なら、それがこの試算に含まれているかも借入先に確認します。画面の「返済総額」を、そのまま契約に伴うあらゆる支出の総計として写さないでね。

説明書では、画面の「?」は入力する項目、「=」は計算結果を示すと説明されています。「借入額?」に出ている前回の値と、「返済額(月)=」に出た今回の結果を同じように写さないこと。表示の小さな記号が、今何をしているか教えてくれます。

「総額が思ったより大きい……」となったら、まず条件を確認しよう。借入額の桁、年利、月数、モード。そのうえで、実際に返済が厳しい状況なら、数字の作り直しだけを続けず借入先や借金相談の窓口へ。電卓で法的な整理方法や、あなたの支払可能額まで決まるわけではありません。

比較は一条件ずつ。金利も期間も同時に変えると、理由が見えなくなる

同じ条件を整理しながら試算するための道具として、BF-850を楽天で確認する。製品には複数の金融計算機能がありますが、比較の途中で別モードへ移ると、何と何を比べているか分かりにくくなります。

例えば、期間だけを変えた試算を並べたいとき。借入額、年利、返済方式、ボーナスの有無は同じにして、返済月数だけ変えます。その結果を、元の条件と横に並べる。

ここでは別の金額をこちらで作って「いくら得」と結論づけません。実際の契約条件や費用を全部入れた比較ではないからです。目的は、条件を一つ動かしたときに何を見比べるかを決めること。

金利と期間の両方を変えること自体が悪いわけではありません。ただ、月々の金額が変わった理由を知りたいなら、一つずつのほうが追いやすいんです。「金利が下がった分なのか、期間を延ばした分なのか」が混ざらずに済みます。

紙なら、上に条件、下に三つの結果を書きます。見出しは「練習」「期間だけ変更」のようにして、契約上の確定額を転記する欄とは分けておこう。相談へ持っていくときも、どこからが自分の仮定なのか伝えられます。

もし入力途中で数字を打ち間違えたら、説明書では「C」を押して正しい数字を入力するよう案内されています。別のキーを押して金融モードから抜けてしまった場合は、目的の金融計算キーを選び直して、最初から入力し直します。

慌てて続けるより、戻ったほうが早いこともあるよね。特に、借入額の桁を間違えたあとに金利だけを直してしまうと、見たかった条件から離れてしまいます。どこまで確定したか分からなくなったら、紙の四行へ戻ろう。

設定変更が必要な場合も、途中でやめないように注意します。メーカーのFAQでは、九つの設定項目を確認し、「設定完了!」の表示が出て初めて変更が反映されると案内されています。説明書も、設定を途中で解除すると変更した値は元へ戻るとしています。

今回の月々払いの練習のために、関係のない税率や外貨の設定まで変える必要はありません。どの項目が何の計算に関係するか、説明書の設定一覧を見てから扱ってください。「設定を変えたつもり」の状態を避けることも、結果を読む準備です。

最後に、試算と実際の契約を比べるときの質問を一つ作っておこう。「同じ借入額・年利・返済回数で試しましたが、総額が違うのはどの条件ですか」。画面の数字だけを見せるより、確認したいことが伝わります。

買い足す前に、今の作業に必要か考えよう。BF-850の大きさも確認

本体を選ぶ段階なら、BF-850/BF-850-Nの販売条件を楽天で見る。確認したヤマダ電機楽天市場店の取扱名は「BF-850-N」です。検索結果にはメーカー再生品などもあるため、状態や保証条件まで見て選んでください。

メーカーの製品情報では、日本語の対話型表示、12桁、表示を傾斜させられるスタンドなどが案内されています。画面の質問に沿って入力する形を使いたい人には、検討する理由になる仕様です。

大きさは奥行184×幅116×高さ25.1mm、質量は185g。小さなカード型を想像しているなら、机のどこに置くか一度考えてみて。仕様上は手に持っても卓上でも使うジャストタイプですが、持ちやすさを実際に試した評価ではありません。

電源はCR2032一個。電池寿命は一日一時間の使用で約三年というメーカー目安で、誰が使っても三年間という保証ではありません。小売の在庫、付属品、保証、発送条件は購入時の表示で確認し、この記事では価格や到着日を固定しません。

では、この電卓を買うべき?

毎月の返済額などを条件から何度も試算し、質問表示を追いながら入力したいなら、候補になります。一方、予定表にある数字を一度合計したいだけなら、手元の計算手段で足りることもあります。今の困りごとに合うかを先に見よう。

返済そのものが厳しいときは、道具をそろえることを相談の条件にしなくて大丈夫。契約書や明細を持って相談することは、電卓を購入する前から進められます。使い方を覚えたら全部解決、という話にしないでね。

まずやることは小さくていいです。借入額の隣に「円」、利率の隣に「年利」、期間の隣に「か月」と書く。その三つを、今回のモードと一緒に見比べる。

数字が苦手でも、入力する条件まで曖昧なまま頑張らなくていい。「この数字は何の数字?」を一つずつほどこう。月々の金額だけで止まっていたメモに、総額と、確認したい質問を一行足す。次に話を進めるための試算なら、そこから始められます。

出典:CASIO BF-850製品情報、BF-850取扱説明書PDF(9〜11、13〜17、48〜49ページ)、CASIO金融計算の設定に関するFAQ。

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この記事を書いた人

家計整理室のアバター 家計整理室 編集担当

借入と家計整理の基本を、公的機関の情報を中心にまとめています。個別の契約や法的判断は専門窓口へご相談ください。

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