貸付自粛で今の返済も止まる?新しい借入れの制限と、残る支払いを分けよう

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借入れを増やしたくない。そんなときに「貸付自粛制度」を知ると、いまある借金の支払いも変わるのか、気になりますよね。

**貸付自粛を登録しても、返済中のローンやキャッシングの支払いは、契約どおり続きます。** 登録だけで今の返済が止まる制度ではありません。

新たな借入れを抑えるための手続きと、すでにある返済の相談。どちらに困っているのか、分けて考えるところから始めよう。

目次

登録するのは「自分に貸し付けないでほしい」という情報

金融庁の制度案内では、本人などの申告をもとに、実施団体が貸付自粛の情報を信用情報機関へ登録する仕組みを説明しています。

信用情報機関は、借入れや返済などの信用情報を扱う機関のこと。情報はJICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターの三機関に登録され、金融機関などが支払能力を調べる際に使います。

ただ、ここで「登録すれば、どこからも絶対に借りられなくなる」とは言い切れません。

日本貸金業協会の案内には、加盟会員が照会した場合に情報が提供されることや、登録前に結んだ一定の契約では貸付けが行われる場合があることも載っています。

申告する人も原則は本人です。家族だから自由に代わりに申し込める、というものではありません。法定代理人などの例外に当たるか迷う場合は、協会の要件を確認してくださいね。

返済日が迫っているなら、その支払いの相談も必要だよ

協会の「よくあるご質問」は、返済中の住宅・車のローンやキャッシングについて、契約に沿った支払いが続くと説明しています。貸付自粛を理由に、一括返済を求められるわけでもありません。

つまり、今月の返済額が用意できないときに、登録したから支払日を過ぎても大丈夫、と考えるのは避けたいところです。

返済そのものが難しいなら、借りている金融機関や、借金問題を扱う相談先へ、その状況を伝えてください。貸付自粛を申し込む予定があっても、いまの支払いが苦しいことは、別に伝えていいんです。

相談の準備としては、次の三つを一枚に書いておくと、困りごとを伝える材料になります。

– どこへ、いつ支払う予定か
– その日に用意できる見込みの金額
– 借入れを増やすことにも困っているか

これは相談用のメモの提案で、協会が指定する申告書ではありません。きれいに仕上げてからでないと相談できない、という意味でもないよ。

ギャンブルによる借入れも困りごとなら、生活の支援と一緒に

借入れの背景にギャンブルの問題がある方には、法研の『ウルトラ図解 ギャンブル依存』が、仕組みや支援を知るための読書候補になります。

出版社の目次には、借金問題、お金へのアクセスの制限、家族のサポートを扱う項目があります。

『ウルトラ図解 ギャンブル依存』の内容・書誌を確認する

本の購入は申告や相談の条件ではありません。本を読むだけで借入れや依存の問題が解決する、という勧め方もできません。いま相談が必要なら、本を探す時間より、相談先につながることを優先してね。

なお、2026年10月20日の確認時点では、**10月23日13時から26日9時29分まで、Web・郵送・来協すべての登録・撤回申告手続きを休止する予定**が案内されています。26日からは一部運用変更も予定されています。協会の休止通知と制度ページで、手続き前に最新の案内を確かめてください。

相談の最初は、「借入れを増やしたくない。でも、今月の返済にも困っている」のように、困りごとが二つあるまま伝えて大丈夫。どちらか一方が片付くまで、もう一方を待たせなくていいんですよ。

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家計整理室のアバター 家計整理室 編集担当

借入と家計整理の基本を、公的機関の情報を中心にまとめています。個別の契約や法的判断は専門窓口へご相談ください。

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